はじめまして。こちらでは、エルベルーチェの管理栄養士による栄養情報を発信していきます!!
今回は“栄養不良”について
日本人の3人に1人は食生活が乱れ、栄養不良であるといわれています。
栄養不良とは、どのような状態でしょうか?
明確な定義や診断基準はありませんが、管理栄養士からみた栄養不良とは
1.低体重
2.肥満・過体重
3.エネルギー、たんぱく質不足による免疫機能低下
4.欠食、偏食
5.適正エネルギー量の逸脱
などが挙げられます。
下記に1と2をピックアップして詳しい状態とどのような食生活を送れば栄養不良が防げるのかをご紹介していきます。
1.低体重
低体重による栄養不良を見分けるためには、外見の変化と行動の変化、具体的な数値の変化を見ましょう。例えば、顔つきが変わった(頬がこけた、顔色が悪いなど)、食事を残すことが多くなった、半年で3kg以上体重が減少している、BMIなどで判断することが出来ます。病気や薬の影響で吸収が困難な場合もありますが、食欲が湧かずに栄養不良になっている場合は ・
食器や盛り付けを変える ・食べる量の少なさはマヨネーズ等の高エネルギー食でカバー ・いつものメニューにチーズや果物をプラス ・たまには気分を変えて外食をする などいつもの食事を見直してみるのもいいかもしれません。
また、下の計算式でご自身のBMIを把握しておきましょう。
2.肥満・過体重
栄養不良とは、エネルギー不足のみでなくたんぱく質やビタミン・ミネラル等の不足も同様に言えます。3食摂っていても栄養バランスが整っていなければ、栄養不良になってしまいます。このような栄養不良になりやすいのが、インスタント食品やファストフード、丼ものをよく食べ、炭水化物と脂質の摂り過ぎている方です。このような栄養不良は、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病になりやすいため食生活を見直すことが必要です。まずは、・
食事に生野菜を取り入れる ・週に2〜3回ほどは魚や大豆の主菜も取り入れる など食事量を減らすのではなく、食べるものを変えてみましょう。
このように一括りに“栄養不良”といっても人それぞれ状況が異なります。
ここまで栄養不良にならない工夫を紹介しましたが、あくまで一例に過ぎません。
ご自身の食生活を振り返り、必要であればいつでもエルベルーチェの管理栄養士がお力添えいたします。
栄養相談(対面)初回 - ERBE LUCE Online Shop
栄養相談(オンライン)初回 - ERBE LUCE Online Shop
栄養相談(チャット)初月 - ERBE LUCE Online Shop